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家事を楽にする最強の動線【家づくり間取り編】

こんにちは。住宅業界に飛び込…まず30年、建築界のど素人こと梅干タロウです。

今日は我が梅干家が注文住宅を建てる時に考えに考え抜いた最強の動線ハウスをご紹介します。

なんとなく配置がわかるように図面を書いたんですけど、2階建てなのに階段がどこかに消え去るなど不思議な事態が起きておりますが、細かいことは気にせずにお読みください。

 

 

 

家事を楽にするための要素

注文住宅は間取りを自由に設計することができる事が最大の魅力です。

家族構成や生活スタイルによって、ベストな間取りは異なります。

だから本当に最強の間取りというものはないと思うのです。

ただ、住環境によって便利不便利は大きく影響します。物を便利に使うためには、その用途を絞って、何に使うかどう使うかを無駄なく設定する必要があります。

 

簡単に言うと、家中が《何でもボックス》になるより、どこに何を置くか明確に決まっている方が効率上がるでしょ?という話です。

 

☆収納は用途と場所を設定する事。

☆家事をする際の移動距離を出来るだけ短くすること。

これらを踏まえて、我が家の実例を紹介します。

 

家事を楽にする最強の間取りご紹介

大口叩きましたが、ただの我が家の間取りをご紹介します。

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①家事動線の短縮

キッチン⇋ランドリー

おそらく私はキッチンに立っている時間が多く、キッチンを中心に全ての動線を作っています。

キッチン裏がランドリーとなっており、洗濯物が終わったらすぐ取りに行ける。

乾燥機付きですが、干したい時はそのままランドリールームに干せるようになっています。

 

キッチン⇋ダイニング

カウンターキッチンは便利なようで、向こう岸で配膳下膳してくれる人がいないとぐるっと回るのを繰り返すはめになるので誰も手伝ってくれない我が家には不向き。

 

②大容量クローク、パントリー

玄関からシューズクローク、上着用クローク、パントリーとなっております。

作業デスク兼収納棚(右上のところ)があり、仕事や作業はここで行います。

買い物から帰ってきたらパントリーを通過し買ったものをしまいながらキッチンに繋がっていきます。

大型収納として家のものを1箇所にまとめ、場所を決めて収納する事で散らかりにくく、見えにくく。

収納が少ないと床に物を起き出したり、チェストなどを買わなくてはいけなくなりゴチャゴチャしていくので、とにかく収納はたっぷりで。

 

収納ってどのくらい必要?収納率のはなし。

 

そもそも収納ってどれくらいあったらいいんでしょうか?

あればあるだけ物が増えてしまう人ならば、あまり巨大なクローゼットは無い方がいいかもしれませんね。

さて収納率とは住宅の面積における収納の割合です。

 

例えば一般的なマンションは9~10%程度だそう。

確かにマンションは収納少なめの印象ありますね。

建売戸建てで11~15%だそう。そして我が家の収納率は25%

 

過剰では?と思われるかもしれませんが、建売もいくつか見た中でやっぱり収納が少ない。

決して広々とした家ではありませんが、居住空間と物を置く場所をはっきり分ける事で

家が散らかりにくい=片付けの手間を徹底的に省く

 

快適な家は住む人の生活スタイルにマッチさせること

私の場合は、働きながら家事育児をしてとにかく時間が無い。

だから家事がしやすい事を徹底的に考えました。

 

育児もこれから学校へと上がっていく子供たちの宿題を家事をしながらでも見てあげられるようリビング学習スペースを作りました。

それと予算の都合もありますが、あまり広々とした面積重視の家にはしませんでした。

子供が巣立った後夫婦2人になる事や、基本的にリビングで家族が過ごすように、各居室はあえて狭めに作りました。

どういう暮らしがしたいかに尽きると思います。

 

多くの人が一生に一度の買い物になるかと思いますので、

やっぱりこうすればよかったー、という事は少なからずあるかもしれません。

だからこそ今だけでなくこれから先の家族の生活をより現実的に、どんな家に、家庭でありたいのかをじっくり考えることが大事なんじゃないかなあと思います。

 

その目指すものが明確であるほど、ハウスメーカーさんの様々な提案も活きると思うのです。

 

やりたかったけど出来なかったこと

効率最強などと豪語しておきながら、取り入れることが出来なかったアイデアもあります。

  • ファミリークローク 

よそ様のモデルルームで出会ったファミリークロークがアパレルショップのように洋服がきれいに収納&ディスプレイされていました。

家事動線の考えから、すべての洗濯物を1つの部屋に収納できたら効率最強なんですよね。

各部屋の各収納に運んでしまうなんて…

それに子供の部屋勝手に入ると余計ないざこざにもなり得るし…

自分で持っていかせる案もあるけど、私がせっかちなのではやく持って行ってくれないとイライラするリスクがある…

梅干家にはほぼ3つ子の娘がおりますので、服の貸し借りなど、大きくなればさらに私も入れて4人で洋服共有できるし、巣立ったあとは夫婦のクロークとしても使えるからやりたかった!!

 

ファミリークロークを作るなら洗濯機の近くがマスト。

畳んだ洗濯物を家族分持って2階に登るなどあってはなりません。

けれど1Fと2Fのバランス的に片方にだけ面積を増やすことができなかったので、諦めることにしました。

 

代替案として、肌着だけは家族分ランドリー室に収納できるようにしました!

 

予算や土地と相談な部分もありますね。

 

以上、家事を楽にする最強の動線【家づくり間取り編】でした!

住宅設備なども家事楽やデザイン性に拘って選んだのでまたいつかご紹介してみたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。